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 似たもの同士の簡単識別法(9)
オニグモとイエオニグモ』 
文・写真 緒方清人

オニグモ イエオニグモ

★識別ポイント★ 腹部両肩にこぶ、波形模様は連続する

 オニグモは腹部両肩にこぶがあり、その下部から末端にかけて黒色で縁取られた茶褐色の波形模様が連続しています。
 また、腹部上面の中央部に白班のある個体も数多く見られます。
 主な生息地は民家・公園・林など比較的平野部ですが、
1000mを超える山間部でも時々見られます。
 ですから、ヤマオニグモと間違えられるかもしれません。
 また、腹部が黄緑色した個体もあり、一瞬コケオニグモと錯覚する場合もあります。

★識別ポイント★ 腹部波形模様は不連続

 イエオニグモは名のように家屋や駅の構内など建物に多数生息していますが、水路や公園など野外でも見られます。
 オニグモよりふたまわりほど小さく両肩にこぶはありません。
 体色は灰褐色ですが個体により濃淡があります。
 腹部の波形模様は黒褐色で不連続です。
 成体は
11月下旬ごろまで見ることができます。
 ズグロオニグモも同じような環境に生息していますが、腹部の波形模様は連続し、幅広くて黒褐色をしています。