アシダカグモ
識別ポイント:上顎の根元に黄色の筋
日本産クモ類で最大級です。
もっとも身近なクモのひとつで家屋に棲み、夜になると台所やトイレなどにもよく現れます。
餌となるゴキブリを狙ってきたのです。
次種との識別点は上顎の根元(眼域との境)に黄色の筋があります。
♂は成体になる背甲に大きな黒斑が現れ、脚がよりいっそう長くなります。
林や社寺林など野外でも生息しているので、次種と間違わないようにしたいものです。
コアシダカグモ
識別ポイント:腹部末端に黄色の斑
アシダカグモほどの大きさではないのですが、大型のクモです。
主に山地に生息していますが、都市近郊の雑木林や社寺林にも生息しています。
特に山地では家屋にも棲んでいるので、アシダカグモと間違わないようにしましょう。
識別点は腹部前方と末端にやや大きめの黄色い斑が目立ちます。
また、各腿節の黒く縁どられた黄色い斑も前種より大です。
ですから「全体に黄色が強い」そんな印象です。
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