中部蜘蛛懇談会とは
活動内容
活動報告ブログ
会報「蜘蛛」
機関紙「まどい」
掲示板
リンク

 似たもの同士の簡単識別法 著者あいさつ

人と人の結びつきは、まさにクモの糸です

         中部蜘蛛懇談会 前代表 緒方清人

 私たち中部蜘蛛懇談会は、中部エリアを中心に蜘蛛の研究、観察、情報交換などを行っているグループです。

 初心者から研究者まで集まる観察会では、それぞれの担当者が現地を案内し、コースを歩きながらクモウオッチングをおこないます。クモだけではなく、眼にはいる昆虫や植物などにも興味が沸き、生物の名前を「知る」ことは実に楽しいものです。

 それに,観察中の会話や休憩中に交わす何気ない雑談が、実に楽しいひとときです。知識を得るのは書籍や専門書だけではなく、人との出会いが人生観をより豊にしてくれます。

 ちなみに、私たちの機関紙のタイトル「まどい」とは、卵から孵化した数百の仔グモが、卵のうから這い出て、分散する前に一時的に集団を形成する状態を指す言葉です。「まどい」のように、多くの会員が集まりますように、と願いが込められています。

あなたもぜひ、中部蜘蛛懇談会を覗いてみてください。
きっとクモの魅力に取りつかれますよ。
人と人の結びつきは、まさにクモの糸です。
<著書紹介>
「日本産クモ類生態図鑑」

小野展嗣先生と共同執筆。
色彩変異の多い蜘蛛ですが、今回の図鑑は複数の変異種が掲載されており同定の際に大きな手助けとなります。詳しく研究したいかたにはお勧めの一冊です。